シチリア唯一の石灰土壌！！新たな銘醸地ノートから生産されるミネラル豊なラマディーニワイン！！！！

Ramaddini (ラマディーニ）

ラマディーニは、イタリア・シチリア島南東部のヴァル・ディ・ノート（Val di Noto）に位置するワイナリーで、2003年にヴァル・ディ・ノートの中心部パキーノ（Pachino）の緑豊かな田園地帯に20ヘクタールの農地をカルロ・スクーロとフランチェスコ・リストゥッチアが購入し設立されたまだ歴史は若いカンティーナです。シチリアの伝統と現代技術を融合、地元の品種を中心に国際品種も取り入れ、高品質なオーガニックワインを生産する事で国内外から急激に注目されるようになっりました。

カルロ・スクーロ氏

ノートの高原から海に向かって緩やかに傾斜する歴史あるワイン生産地「パキス・オイノス（Pachys Oinos）」に位置し、ワイナリーは20世紀初頭に建てられた古いセラーを改装した歴史的な建造物でワインを港まで運ぶ「ヴィノドッティ（ワイン運搬管）」が残る産業考古学的な価値も高く、単にワイナリー見学ができるセラードアではなく文化的な観光地としても人気を博しています。

ノートの高原から海に向かって緩やかに傾斜するラマディーニの畑は海と土壌に含まれる豊富な石灰の影響により上質なミネラル感と葡萄の完熟感、更に熟成ポテンシャルの高い葡萄を生産する事ができます。

一般的には「シチリアのミネラリーでエレガントなワイン=エトナ」のイメージがありますが、エトナは高騰している中で「シチリアのミネラリーでエレガントそしてお買い得な産地」として注目を集めているのがここノートです。

栽培では、伝統と環境を尊重し昔からビオロジックを採用し2018年にユーロリーフ認証(ビオロジック)を取得。元来シチリアはイタリア最大の有機栽培地域で、約74,000エーカーの有機ブドウ畑が広がる理想的な気候がオーガニックワイン生産に適しており、ラマディーニもこの地域の持続可能な農業の流れに乗りコンソーシアムの理念に沿って、自然と調和したワイン造りを実践し、シチリアのオーガニックワイン文化を牽引しています。

畑は科学的な肥料は避け、必要に応じて最低限、自然由来の銅や硫黄を使用。また暑い気候や乾燥した環境に適した伝統的な「アルバレッロ（低木仕立て）」と呼ばれるブドウ栽培法を採用しつつ、現代的な垣根仕立ても併用します。
7月末から9月下旬の自然が定める時期に手摘みで収穫。収穫時にブドウを丁寧に選別し小さな収穫用のコンテナに入れ、運搬中の潰れを防ぐ等品質にこだわります。
またブドウ畑周辺にはオリーブ畑も広がり、化学肥料や農薬を使用しないことで、土壌や地域の生態系を保護し近隣の生物の多様性も尊重しております。
こうした栽培環境のこだわりに加えシチリアの温暖な気候、海風、豊富な日照を活用し、自然の力を最大限に引き出すのがラマディーニの特徴です。

ワイン醸造は品種の特性に併せて一部では伝統的なトノーを使用しますが、それと同時に「消費者が手に取った時すでに飲みやすくなっている事」も追求し、必要に応じて適切なマイクロオキシジェネーション等の近代的な技術も併用しております。